「端回し」は、1つのボックスをその場で回転させるシガーボックスの基本となる技です。派手さはありませんが、基礎の練習にも、見せる時の演出にも欠かすことのできない技です。
それでは、練習をしてみましょう。 前回と同じようにひざをぐっと曲げて、そこにタメを作ります。
そこから伸び上がると同時に右側のボックスを180度回転させ、そのまま中央のボックスをはさみこんでください。

はさみこんだ後はできるだけ3つのボックスがきれいに並ぶようにすると見た目にも美しく、また次の技にも移りやすくなります。

では、もとに戻してみましょう。

ひざを曲げ、タメを作り、先ほどと同じように、今度はボックスを逆回転させ、もとに戻します。

よりきれいに、スムーズにはさみこめるよう練習を積んでください。
180度ではなく、90度回転させることもできます。
この場合はさみこむ時、回転させたボックスを横から押さえつける形になります。

体の使い方は180度回転させる場合と同じです。
「端回し」のように、片方の手を主に使うような技はなるべく反対の手でも練習をしましょう。
両方の手でできるようになることで、ぐっと表現の幅を広げることができます。

「端回し」だけでも、様々な組み合わせ方をすることで工夫ある組み立てができるようになりますよ。
ぜひ練習してみてください。