アイドリングができるようになったら、今度はセンタースティックの回転を増やしてみましょう。センタースティックを半回転させる技、ハーフフリップです。
センタースティックを半回転させるのには、2つの行程があります。
1.センタースティックに回転をかける

2.回転したセンタースティックを受け止める


はじめてハーフフリップに挑戦するときに大切になるのは、行程1、すなわち、回転のかけ方になります。


ポイントは、「上向き」の力を加えること。アイドリングの初期段階をしっかりと思い出して、センタースティックをうけとめ、それを上に向かって、アイドリングよりはやや強めに、返してみましょう。

回転を多くかけるからといって、決して力任せに叩いてはいけません!
ハーフフリップの基礎は、アイドリングにあり!しっかりとセンタースティックを受け止めてあげられていれば、驚くほどわずかな力加減で半回転させることができますよ。


そして、連続してハーフフリップを行うのに大切になるのは、行程2、すなわち、受け止め方です。

ポイントは、回転のかかったセンタースティックの勢いを、いかにうまく吸収するか、です。勢いをうまく吸収することで、再びセンタースティックを半回転させることが、より容易に、より少ない力でできるようになります。

はじめは、連続して行うことよりも、しっかりと回転してきたセンタースティックをハンドスティック上に載せることに意識を集中させて練習すると上達がはやい、かもしれませんよ。




両方の側からできるようになれば、連続で、ハーフフリップを続けることができます。
ハーフフリップを少し発展させてみましょう。 一本のハンドスティックでハーフフリップを行う、「ワンハンド・ハーフフリップ」です。両手を用いず片手のみでトリックを行う以外は、「ハーフフリップ」と同様の方法で出来ます。 両手で行うよりも、受け止めることに注意を払いましょう。
他にも色々な叩き方があるでしょう。 たとえば、ワンハンドでアイドリング。手を交差させてのアイドリング。さらに回転を増やして、一回転(フルフリップ)! 自分独自のたたき方を色々と研究してみてください。