ディアボロに回転をつけていると、どうしてもディアボロが左右や前後に傾いてしまうと思います。
ここではそんな、ディアボロが傾いてきてしまったときにそれを修正する方法についての解説。

まずはじめに、ディアボロの向きや傾きを直すためにはある程度の回転がかかっていなくてはなりません。
まだあまり回転をつけれらない場合は、5〜10秒だけでも続くように練習をしてみてください。
●前後の修正

はじめにディアボロが前後に傾いてしまう場合の修正の仕方です。

回転をつけているとどうしてもディアボロの向きがこっち側へ傾いてきたり、向こう側へ傾いていってしまい、そのうち傾きがひどくなって最後には糸に絡まってその場でぐるぐと回転してしまう・・・。
こうなるとディアボロは続けられませんし、糸がやたらとよじれて元に戻すのも面倒ですよね。

そこでそんなことになる前にディアボロの傾きを直す技。

1、向こう側に傾く状態を直す

ディアボロが向こう側に傾く、つまりディアボロの手前側が上がってしまう状態を治す方法です。

傾きを直すには、回転をかけている側の腕を使います。
ディアボロの手前が持ち上がっている場合、右のハンドスティックを少し手前に引いて回転をかけるようにします。

そうすることで右側の糸がディアボロのカーブした面にこすれるようになり、次第にディアボロの手前が下がり、傾きが修正されていきます。

あまり続けると余計に手前側に傾いてしまうので注意!

2、手前側に傾いた状態を直す

ディアボロが手前側へ傾いている場合は同じく右のハンドスティックを、今度は手前側に引くのではなく、向こう側に少し押し出した形で回転をかけます。

右のハンドスティックから伸びた糸が、今度はディアボロの向こう側のカーブ面に接し、こすれるのが分かると思います。
その状態で回転をかけると少しずつディアボロが向こう側へ傾いていき、傾きが修正されます。
●左右の向き

ディアボロは前後だけでなく左右にも傾いてしまうので、左右の向きの修正の仕方。

1、右向きを直す

ディアボロの向きを直す場合、糸ではなくハンドスティックを使います。

ディアボロが右へ傾いているときは、右ハンドスティックの腹で、少し押し付けるような形でディアボロの手前側のふちを触ります。
ディアボロを右手近くまで上げるため左手は頭近くの高さまで上がる形になります。

あまり強く押し付けるとからまる原因になるので注意。

2、左向きを直す

右に向いたディアボロを戻すには、同じように右のハンドスティックの腹で向こう側のふちを触ります。
これも強すぎないよう注意してください。