デビルスティックの大敵!水分・ほこり
デビルスティックが急にすべりやすくなってしまった、という経験をした方はいないでしょうか?そんなときは、センタースティックとハンドスティックを、乾いたタオルなどで拭いてみましょう。
デビルスティックは、ハンドスティックとセンタースティックの間の摩擦を利用して、操る道具です。従って、この摩擦を減少させるものがハンドスティックやセンタースティックに付着していると、操作性が著しく落ちることになります。具体的には、水分とほこりです。これらを取り除けば、デビルスティックは元の操作性を回復します。あまりにひどく汚れてしまったときには、ハンドスティックを水洗いしてやるとよいでしょう。

 ハンドスティックのゴムが伸びた!縮んだ!
買ったばかりのときは、ラバーによってしっかりとコーティングされているハンドスティック。しかし、このハンドスティックのラバー、練習していると徐々に伸びたり、縮んだり、長さが変わってきます。
そんなときは、ラバーを自分で縮めたり、伸ばしたりして、元に戻すようにすればよいのですが、おそらく、そうしてもまた何らかの変化が起こってしまうでしょう*。個人的経験から言うと、多少ハンドスティックの先端から木が出ていても、デビルスティックのプレイには何ら支障はありません。したがって、この問題に関しては、そんなに神経質にならなくてもよいと思います。

注*)正直言うと、この問題に対してこれ以上の適切な対処法を、私は知りません。
こんな良い方法がある!という方、よろしければ教えてください。

 ネジに注意!
れは、デュベ社のデビルスティックなど、センタースティックの両端にネジがついているタイプのデビルスティック固有のメンテナンスです。ネジつきのデビルスティックは、練習を重ねるうちに、両端のネジが徐々にゆるんできます。
デビルスティックは、他の道具と比べて、比較的寿命の長い道具なのですが、ネジのゆるみは、そんなデビルスティックを決定的にダメにしてしまう危険信号です。時々で良いので、両端のネジをしめ直すようにしましょう。ネジがゆるんだ状態にしておくと、何が起こるのでしょうか?結論を言ってしまうと、センタースティックの内部で、ネジがねじりきれ、内部にネジが埋まって取れなくなります。そうなると、修復は不可能です**。ネジが取れても、もちろん、テープで取れてしまった部分を固定したり、重さの調節をすることで、続けて使用することはできますが、できれば避けたい事態ですね。そんなことにならないように、ネジには常に注意を払いましょう。
また、もしも、センタースティックをたたいた時に妙な金属音が混じるようになれば、それはかなり危険です。そんな時は、迷わずネジを交換してください。ネジが切れる前ならば、デビルスティックは見事によみがえります。

注**)もし、修復の方法をご存知の方がいたら、教えてください。


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