◆ ソー ◆
ハンドスティックを2本とも使って回転をかける技、ソーに挑戦してみましょう!
プロペラともヘリコプターとも回転面がちがうので、新鮮な気持ちでどうぞ。



図のように構えて、センタースティックをからだの正面で静止させます。センタースティックを両手に持ったハンドスティックで挟み込むようにし、からだに近いセンタースティックの端をからだ(腹など)で固定します。

さて、ここでプロペラを思い出しましょう。回転面や使うハンドスティックの数こそ違えど、回転をかけるタイミングはプロペラと同様です。このことを踏まえてレッツ・トライ!



行程は2つに分けられます。

1. 右ハンドスティックで、センタースティック中心よりハンドスティック一本分手前側にずれた位置に触れ、上向きに軽く力を加えてセンタースティックに回転をかけます。このとき、左ハンドスティックは、センタースティック中心を挟んで対称的な位置に来るように同時に動かします。左ハンドスティックはセンタースティックに添えるだけ、力は抜いてください。

2. センタースティックが地面に垂直になったところで、右手と左手の役割を交代します。今度は左手をメインに動かします。右手の場合と同様、センタースティックが水平になったところで(正確にハンドスティックを動かせていれば、このとき、左ハンドスティックはセンタースティック中心より手前側にあります。)、回転をかけます。右で回転をかけた時同様、右ハンドスティックは添えるだけです。

再びセンタースティックが垂直になったところで、左と右をスイッチし、行程1に戻ります。

スムーズにできると、左右の手はセンタースティックの回転にあわせて、円を描いて動きます。ちょうど、自転車のペダルをこいでいる感じですね。この感じをつかみましょう。

ポイントは、ハンドスティックを普段よりも気持ち短めに(つまり、中心付近を)持って、2本のハンドスティックが常に平行になるように動かすことです。
そして、できるだけハンドスティック同士の重なりを増やし、手の位置とハンドスティック端の中間あたりで操作すると、より安定するでしょう。ハンドスティック先端を使って操作すると不安定になりやすいようです。


◆ ソー ◆


はじめは、センタースティックでからだのあちこちを打ってしまうかもしれません。気を抜いていると思わぬ怪我につながりますので、注意!

あまりに頻繁にからだを打つようなら、以下の点に注意してみましょう。
・腕が縮こまっていないか?
・回転をかけるのに余分な力が入って、センタースティックの位置が上下にぶれていないか?

今説明した回転ができたら、逆回転もできるように練習してみてください。


◆ ソー(逆回転) ◆


今回まで、一通りの基礎技は説明しました。
次回は、スタートやリカバリーに役立つ技、「キック・アップ」を紹介しましょう。





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